【暮らしの整理】何から手をつける?の最適解はこれだった

ライフスタイル

整理収納アドバイザー2級認定講師の前原智子です。

家の中を整理しようという時にまず最初にぶつかる高い壁は、何から手をつけるべきか、ということ。
モノが多ければ多いほど、整理したい場所が多ければ多いほど、一体何からやればいいのかわからなくなり、途方に暮れてしまいます。
そしてまた後回しにしてしまう・・・。
わかります、私自身がそうでしたから。

そこで私の経験を元に、何から手をつけるのがベストなのか3つの案をご紹介します。

今抱えている問題点は何なのか書き出してみる

1つ目の案は、「作業の前に、今暮らしている中で、抱えている問題点は何なのか、何に困っているのかをまずは書き出してみる」というものです。

例えば、「モノが多すぎて、探し物にいつも時間をかけている」「モノがぐちゃぐちゃに収納されていて、取り出したいモノがなかなか取り出せない」など、具体的に今何に困っているのか、どこを改善したいのかを書き出してみます。

さらにそれを掘り下げて考えていきます。
「何の探し物が多いのか」→「朝、出勤時に必要なモノ」
「特に何が取り出しづらいのか」→「使いたい食器」
といった具合に、一番改善したい箇所が自ずと導き出せるはずです。

まずはその一番改善したい箇所から始めてみてください。
1箇所だけでも整理できると、その快適さを強く実感できます。
そうすると、次々と改善したい箇所が見えてくるはずです。

思い入れのないモノから手をつける

2つ目の案は、「思い入れのないモノから整理する」というもの。

思い入れのあるモノの例としては、写真類、手紙類、大切な人からの贈り物類など。
これは、誰だって簡単に整理できないモノたち。
ここから取り掛かると思い出にふけってしまい、失敗に終わるのは目に見えています。

まずは、特に思い入れのないモノから手をつけるのがやりやすいです。
例えば、玄関のシューズボックスにある靴類。
最近履いていないなとか、だいぶ履き潰したなと思ったモノは手放しやすいはずです。
また、シューズボックスに納まる分だけ残してあとは手放そう、という具合に適量を決めやすいですね。

とりあえず目についたモノから手をつける

3つ目の案は、「今、目の前にあるモノから整理する」というもの。

本当に何から手をつけていいかわからない!と頭がこんがらがってきたら、とりあえず今、目の前にあるモノから整理します。
自分が今現在、使っているのかいないのか、そしてこの先1年後の暮らしに必要なのか不必要なのかを判断して、整理していくという方法。

1日5分間や10分間などちょっとでもできたら、「自分はやればできる」と自信がつくはずです。
忙しくても1日5分間くらいなら時間が取れると思いますので、整理しない言い訳を作らず、毎日コツコツ目の前の整理をしてください。
そうすると、いつの間にか整理の習慣が身について、散らかりにくい暮らしが実現できるようになりますよ。

以上、何から手をつけるのがベストなのかの3案をご紹介しました。
ご自身の性格やライフスタイルなどにあったやり方で実践してみてくださいね。


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